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獅子に牡丹は最高の貴紋。平安、鎌倉、室町そして戦国時代と、多くの武士に好まれ甲冑に多用されました。戦国武将も愛用した伊賀組紐が付属した饅頭根付。

商品名: 饅頭根付 獅子に牡丹
素材: 黄楊

付属: 根付用伊賀組紐
職人: 安剛


 
獅子は百獣の王であり、牡丹もまた艶麗な姿は百花の王といわれています。共に富貴の象徴で、この二つの組まれた豪華さは、正に紋章中の最高の傑作。西洋でも獅子は権力をあらわし、王家の紋章に多く使用されています。仏教では仏の説法を獅子吼といい、仏の座を獅子座といいます。

獅子に牡丹の模様は、平安時代からすでにみられ、武具などに描かれていましたが、ことに甲冑の装飾として大変好まれました。常に”死”と隣り合わせにいた武士達が縁起を担いだのは当然で、最高に縁起が良い、獅子と牡丹柄は大いに使用されたのです。



駒字の「香車」と駒銘の「安剛(花押)」の部分は、字を彫ったところにまず錆(さび)漆を埋め込んでいます。錆漆とは漆ととの粉を混ぜたもので下地の漆として使用されます。その上に黒漆を数回厚く塗り重ねています。漆塗り、湿気、乾燥を何度も繰り返しますので、時間と手間がかかる熟練の技術が必要な作業です。

忍者文献として有名な「萬川集海(ばんせんしゅうかい)」の第13巻に、下げ緒七術に使われた下げ緒の紐が記載されているところから、戦国時代末期の忍者により使われていたことがわかります。
藤堂高虎の伊賀入国とともに、城下町の築造、武士の城下町での居住により武具の需供体制が確立されました。藤堂藩鎧師・筒井小市郎などにより、甲冑の縅用(おどしよう)としての組紐も盛んにつくられました。武家社会制度の中で、武具、装具類を中心とした鎧師(よろいし)、打紐師(うちひもし)、刀鍛冶師(かたなかじし)などにより組紐は重宝されました。
当商品には、伊賀組紐の老舗・平井兼蔵商店の熟練の伊賀組紐職人による、根付用の特注伊賀組紐を使用しています。

伊賀組紐



安剛作 庭の主(個人蔵)
 
黄楊に拭き漆を施し、凄みや深みを持つ独自の仕上がりを目指している。骨董屋巡りの中で古根付の魅力に出会い、自身も根付彫刻を始める。見応えのあるしっかりとした「紐通しの穴」も魅力のひとつ。作品のモチーフは、爬虫類・魚・昆虫などから、竜・鯱などの霊獣など。


参考文献:「家紋逸話事典」「家紋大図鑑」




饅頭根付 獅子に牡丹
・商品番号: 1103

・素材:

黄楊
・付属: 根付用伊賀組紐
・備考: 桐箱に入れてお届けします。
・価格 69,500円
・カラー:
・サイズ:
・個数:
 
※色・大きさはありませんので「-」のままご注文下さい。