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  トップ >> 武士の一言/その参  
 
 

本能寺の変の直前、信長の命を受けた羽柴秀吉の中国毛利攻めで、部下の命と引換えに切腹して果てた備中国高松城主清水宗治ほど、潔い最期を遂げた武士も珍しい。「こんなときに一命を投げ打ち、名を後世に残すことこそ、武士の本懐」と言い切腹を承知した。白装束に身を固めた宗治は、舟上で『浮世をば今こそわたれ武士(もののふ)の 名を高松の苔に残して』と辞世の句を詠み、切腹して果てた。乱世の中を忠誠一徹に生き抜き、毛利と織田の結合のくさびになることを信じて、壮烈な最期を遂げた。

よのなかにおしまるるときちりてこそはなもはななれいろもありけれ しみずむねはる
その壱/土方歳三 その弐/大谷吉継 その参/清水宗治