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  トップ >> 武士の一言/その弐  
 
 

運命の関ヶ原の戦い、大谷吉継の与力大名でもある盟友の平塚為広は討死する前に、吉継に別離の歌を届けた。
「名の為に捨てる命は惜しからじ 終に留まらぬ浮世と思えば」
吉継もそれに応えて返歌を贈った。それが辞世の句である。深い信頼に裏打ちされた二人の武将が、死を覚悟し戦場で歌を交わす。吉継は三成のため、為広は吉継のため。”義”に生きた漢たちがそこにいた。

ちぎりあればむつのちまたにまてしばしおくれさきだつことはありとも おおたによしつぐ
その壱/土方歳三 その弐/大谷吉継 その参/清水宗治